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酵素の力-100の秘密

2021.09.02 公開 | 2022.06.23 更新

体の免疫力を上げる食べ物とは?腸内環境が原因で免疫力が下がる?

体の免疫力を上げる食べ物とは?腸内環境が原因で免疫力が下がる?

免疫力を上げるため、現代社会をよりよく生きるためには、膨大なものの中から、本当に良いものを選ぶ知恵が必要です。
これは、食べ物を選ぶときにも当てはまります。私たちの周りにある食べ物は、玉石混淆で、多くの人がその中から何を基準に選べばいいのか悩んでします。
大切なのは、栄養学では無視されてしまっている「酵素」です。食べ物を選ぶ時には、「酵素の補給に役立つか」「酵素を消耗させないか」「酵素の働きを助けるか」を基準に決めてください。

免疫力が下がる原因とは

私たちの体には、自然免疫が備わっていて、病気などから身を守ってくれています。自然免疫とは、細胞に備わった防御能力です。

全身の60兆個にも及ぶ細胞の一つ一つに、ウィルスや細菌のような外敵から身を守る働きが備わっています。

しかし、実際には多くの人が感染症にかかってしまいます。
免疫力が下がる原因はいくつもありますが、最大の要因は毎日の食事です。私たちが食べた食べ物は、小腸で消化され、栄養素になって全身の細胞へと運ばれていきます。
この栄養素が細胞内で活動するためのエネルギーに変換されるわけですが、生きていくためにはこうしたエネルギーと同時に、筋肉や臓器、血管、神経などを修復し、新しい細胞に作り変えていく必要があります。
そこで必要となってくるのが、たんぱく質という栄養素です。

たんぱく質は小腸で分解され、複数のアミノ酸が連なった状態になりますが、これが細胞内で再び折り畳まれ、たんぱく質に再合成されます。

こうして再合成されたたんぱく質がなければ、私たちは生命活動を維持できません。

たんぱく質は、毎日の食事からきちんと摂取する必要はもちろんですが、摂り過ぎてしまった場合が問題です。
たんぱく質があまりにも次々と細胞内に運ばれていくと、折り畳みが不十分になり、できそこないのたんぱく質が細胞内のゴミになってしまうのです。ゴミが溜まることによって、脂肪の活動が鈍っていくことで、免疫力は低下します。

酵素の大量消費

人間の体で働いている酵素は、5,000種類以上あると言われていますが、その全てが体内で作られるわけではありません。
酵素には、体内で作られるものと、食物として外部から取り入れられるものがあります。
しかし、このような貴重な酵素は、悪い生活習慣や、有毒物質の解毒によって消耗されてしまいます。

酵素を大量に消費する生活習慣は、お酒やたばこの常用、大食、食品添加物を含んだ食事、ストレスの多い生活環境、医薬品の使用などです。

このほかにも、悪い食事によって腸内で作り出された毒素や、紫外線やレントゲン、電磁波などを浴びたときに多量にできるフリーラジカルの解毒にも大量の酵素が消費されます。
このことにより、健康を維持するためには、体内の酵素を増やす食生活をするとともに、体内の酵素を消耗する生活習慣を改める必要があります。

腸内環境の悪化

腸には、自然免疫の働きを補佐する、多数の免疫細胞が集結しています。
この免疫細胞の代表がリンパ球です。リンパ球は、抗体を製造することで自然免疫の働きを助けています。

排便の状態をスムーズにし、腸の健康状態を高めることは、単に栄養の吸収力だけでなく、免疫細胞の働きを助けることにもつながります。

腸から取り込んだ栄養素は、全身の細胞に運ばれて、エネルギー源にもなります。免疫細胞の働きのみならず、細胞の自然免疫力にも大きな影響が及びます。
腸は自然免疫と獲得免疫のどちらみも密接な関わりがある器官です。
免疫機能の要になる器官であるため、腸内環境が悪化することで、免疫力は低下してしまいます。

免疫力を高めるのにおすすめな食べ物・飲み物

体によい食事には、いくつかのポイントがあります。
まず、健康に育った食べ物を、できるだけ新鮮なうちに食べましょう。
もう一つは動物食を控え、穀物中心の植物食を心がけましょう。
しかし、どんなによい食事も、よく噛んで食べなければその効果は半減してしまいます。免疫力を高めるには、よい食物をバランスよく、よく噛んで食べることが大切です。

フレッシュで生の食べ物

食物はフレッシュであればあるほど、酵素が多く含まれています。
健康な生活を送っている人の酵素の保有量が多いように、食べ物もできるだけ自然な環境で育ったもののほうが酵素が多く含まれています。
しかし、どんなにもとの酵素が豊富でも、時間が経てば減ってしまいます。

できるだけ多くの酵素を摂るためには、食べ物が生きている状態、生で食べるのが最善です。野菜でも、穀物でも、できるだけ生きているもの、新鮮なものを選びましょう。

ファイトケミカルを含んでいる食べ物

ファイトケミカルとは、植物に含まれる色素や香りなどの機能成分のことです。ファイトケミカルは、高い抗酸化作用を持つことでも注目されています。
トマトやスイカに含まれるリコピン、大豆製品のイソフラボン、ブドウやブルーベリーのアントシアニンなどがあります。

ファイトケミカルには、免疫力を高める作用に加え、老化防止作用、活性酸素の除去作用、傷ついた遺伝子の修復作用、がんの予防作用、感染症の予防作用、記憶力・集中力の強化作用、アルツハイマーの予防効果などがあります。

このほかにも、動脈硬化の予防など、さまざまな健康効果を持つものがたくさんあります。ファイトケミカルは、その生成過程に日光が関係しています。
そのため、ハウス栽培のものよりも、露地栽培のものに多く含まれます。
自らの意志で移動できない植物は、紫外線を吸収し、無害にする成分や、虫から身を守るための成分が生成されますが、これらがファイトケミカルです。
野菜は、できるだけ太陽をいっぱい浴びて育ったものを選ぶようにしましょう。

海藻類

海藻類には、食物繊維が豊富に含まれています。

水に溶けず、消化もされない食物繊維は、腸内の水分を吸収して膨らみ、便の量を増すことによって腸壁を刺激し、蠕動運動を活発にします。

その結果、便通を良くし、大腸内の有毒物などが腸内に長く留まることを防ぎます。水に溶ける食物繊維の代表的なものがアルギン酸で、海藻類に約30%含まれています。
水溶性のアルギン酸は、昆布やわかめのべたべたしたぬめりが成分で、消化管内の塩化ナトリウムと結びついて、便として排泄させます。
これにより、食塩の摂り過ぎによる高血圧を予防したり、体内のナトリウムを減少させることによって、血圧の上昇を抑える働きがあります。

アルギン酸は、腸内に多量にあるコレステロールを包み込んで便と一緒に体外に出す作用と、腸内から胆汁酸を再吸収させないという作用から、血中のコレステロールの量を下げます。

海藻類など、あくまでも自然のままの食べ物をとり、自然のバランスで入っている食物繊維を摂取しましょう。

還元力の強い水

体は常に、良い水も求めています。良い水とは、還元力の強い水です。
「還元」の反対は「酸化」です。
つまり、還元力の強い水とは、酸化したものを元に戻す力が強い水ということです。自然が作り出す湧き水は還元力が強いため、ナチュラル・ミネラルウォーターは良い水といえます。
しかし、水の還元力は、汲んでから時間が経つと、どんどん低下してしまうため、どんなに良い水でも汲み置きしたものは良い水とは言えません。
良い水は、鮮度が大切です。今は、電気分解によって還元力が高い水が作れる浄水器などがあるため、これらを上手く活用しましょう。

免疫力を上げるには「酵素」が鍵

健康のカギは、酵素が握っています。酵素の量と活性度が健康状態に大きく影響します。
私たちの体内にある酵素の量が、その生命体の命運を握っているのです。体内に酵素が豊富にあれば、生命エネルギーも免疫力も高いといえます。
つまり、体内の酵素の消耗を抑え、いかに充分な状態に保っておくかが、健康を決定するのです。

まとめ

酵素を多く含む食物を摂取することは、腸内環境を整え、腸内細菌が酵素を作るのを助けることにつながります。
ストレスや環境汚染などにより、ただでさえ酵素の消耗が激しい現代社会に生きる私たちにとって、自分以外の生命体が作ってくれる酵素を効率良く摂取・活用することはとても重要なことです。
しかし、急に従来の食生活を変えることはできません。自分の食生活や生活様式を見直し、自分の体質を理解しましょう。
また、いろいろな食物に含まれている各種のビタミンやミネラルの働きや必要量についての基本的な知識を持ち、ときには足りない分をサプリメントとして補給するなど、微量栄養素が不足しないように気を付けた生活を送ってください。

【出典】
新谷弘実(2005)「病気にならない生き方」サンマーク出版
新谷弘実(2008)「図解 病気にならない生き方」サンマーク出版

※記載内容は特定の商品又は酵素食品についての効果効能を保証するものではありません。

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