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2022.09.01 公開 | 2023.07.31 更新

便秘が身体に悪い理由はなぜ?食べ物と生活習慣が大切

便秘が身体に悪い理由はなぜ?食べ物と生活習慣が大切

便秘が続くと体に悪影響がある

頭を抱える女性

便秘とは、体のなかで要らなくなった老廃物、つまり便をためている状態です。
便秘の捉え方は人それぞれですが、想像以上に体に悪影響を及ぼすことがあります。

便が排泄されずに腸内にとどまると、有害物質を発生します。さらに便秘の状態がつづくと、ただでさえ有害な物質ををさらに腐敗させてしまうのです。

便秘になることで、下記のようなトラブルが懸念されます。

  • ニキビ・肌荒れがおこりやすくなる
  • おならが臭くなる
  • 顔や足がむくむ
  • 腸相が悪くなる
  • ガンになることもある

このように、便秘によって毒素を体内に長時間入れておくことで、体の内側にトラブルを与えてしまいます。

ニキビ・肌荒れ

便秘が続くと、ニキビや肌荒れといった肌トラブルが生じやすくなります。
これは、便秘によって腸内に生じた毒素が腸壁から血管へ流れ、出口を求めて体中をめぐり、最終的に皮膚の汗腺から体外へと出ていく際に、皮膚にダメージを与えるからです。

また、肌から有害物質が出ていくことは、肌の新陳代謝も妨げてしまいます。新陳代謝が乱れることで、溜まっていた汚れの排出ができなくなり、肌荒れを起こすリスクもあります。

さらに、便秘になることで自律神経も乱れやすくなります。
自律神経が乱れることで、女性ホルモンのバランスも崩れるため、ニキビや肌荒れが起こることもあります。

おならが臭くなる

おならや便の臭いは、腸内のようすを教えてくれる大切なシグナルです。

腸内がスムーズに流れているときは、ガスは少なく、便もあまり嫌な臭いはしません。ガスが多く便が臭いのは、食物繊維や水分の不足により、便が腸内で腐敗し、有毒ガスが発生しているからです。

便秘中のおならには、腸内で腐った便の臭いが含まれてしまいます。そのため、おならが便の臭いのように臭くなってしまうのです。

顔や足がむくむ

食事から摂取した栄養を消化・吸収し、残ったカスを便として排泄することで、人間はデトックス効果を保ち、健康を維持しています。

しかし、便秘になると、体内に溜まった便が悪臭の腐敗ガスを排出します。そして、この腐敗ガスが腸内に充満し、下腹部の静脈やリンパ管を圧迫します。

静脈とリンパ管が圧迫されることで、血液の流れが停滞し、水分が溜まってしまうことで顔や足がむくみます。

腸相が悪くなる

便秘は、腸内に腐ったものを長時間ためている状態です。そのため、腸内環境にも悪影響を及ぼします。
人の免疫細胞の約70%は腸に存在し、身体を守っています。

腸は免疫器官ともいわれるほど、重要な部位です。
しかし、便秘になることで腸内では便がエサとなり、クロストリジウムなどの悪玉菌が増殖してしまいます。

良好な腸内細菌叢は、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が5000種類以上存在しており、免疫力を高めたり、感染の制御、消化・吸収の促進、ビタミンの合成、腸管運動の促進などの働きをして、私たちの健康を維持しています。

しかし、悪玉菌の増殖により、善玉菌からなる正常な腸内環境が崩れると腸相(腸内環境)が悪くなり、さまざなま病気につながります。

おすすめ記事:胃相・腸相とは?意外と知らない、健康との関係についてご紹介

ガンになることもある

便が長い間腸にとどまると、腸内細菌叢が乱れます。悪玉菌が増え、ガンなどを誘発する発ガン物質や、アンモニア、メタン、硫化水素、活性酸素などの有害物質を発生させます。

この有害物質が、腸壁から吸収されることで、血液中をめぐり、ガンなどの疾患を引き起こすこともあります。

便秘が体に悪影響を及ぼすメカニズム

お腹を抑える女性

便は、腸から栄養分を吸収され、体内で不要になった老廃物です。有害物質も含まれているため、本来ならば速やかに体外に排出されるものです。

しかし、便秘により、腸内に便が溜まってしまうと、有害物質が発生し、体内に吸収されてしまいます。便から発生した有害物質が大腸から吸収されると、血液がドロドロになる恐れがあります。

血液が汚れることで、血管にもダメージを与えることになります。また、腐敗物は悪玉菌のエサとなります。

悪玉菌が増えることで腸内環境が悪化すると、腸の動きが鈍くなってしまい、さらに便秘を引き起こすという悪循環に陥ってしまいます。

腸内に食物のカスや老廃物などが溜め込まれる

正常な代謝を維持するためには、老廃物が滞りなく排泄されることが重要です。
食物のカスや、老廃物などが腸内に溜め込まれることで、代謝に異常をきたし、さまざまな病気のリスクを高めることにつながります。

さらに、便秘で腸内に老廃物が留まることで、消化機能が低下してしまいます。消化機能の低下により、栄養不足や体調不良が引き起こされます。

便秘の期間が長引くほど、腸の機能は低下するため、体内のガスが排出されずにお腹が苦しくなることもあります。

腸内で腐敗が進む

食物繊維や水分不足、動物食の摂り過ぎ、ストレスなどにより、便秘が起こると、排便までに2日以上かかります。その間、食物のカス、老廃物、有害ミネラルなどの毒素を体に溜め込むこととなります。

腸内温度は、36.5℃なので、腸内で腐敗が進んでしまいます。また、便秘でなくてもガスや臭いが気になる人は、腸内に毒素がたまっている危険性が高いです。

食生活を改めるとともに、たまっている毒素を排出する人為的努力が必要になります。

毒素が吸収され、血管へと流れる

腸内で腐敗が進んだ物質は、大腸で水分が吸収されます。そして、それは体内に吸収されることもあります。
つまり、食物のカスや、老廃物、有害ミネラルなどが腸内にとどまる時間が長いと、からだが毒素を吸収してしまうのです。

毒素が体中を巡る

毒素を体内に長時間入れておくと、健康を保てません。体中をめぐった毒素がダメージを与えるのは、皮膚だけではありません。

見えないだけで、肌荒れやニキビなどとして皮膚に現れたようなダメージは、全身の至るところで生じています。
便秘の期間が長くなればなるほど、発ガン物質やアンモニア、硫化水素、メタン、活性酸素などの有害物質が腸壁からどんどん吸収されて血液をめぐります。

便秘が続くほど、体に吸収される毒素は多くなります。このような状況を防ぐためには、まずは食物繊維を摂るように心がけましょう。
食物繊維は、水分を吸収し、便をスムーズに排泄する手助けをしてくれます。

さらに、善玉菌のエサにもなるため、腸内環境も整います。

通常の排泄の流れ

通常であれば、人間に体は、24時間以内に食べたものを消化・吸収して便として排泄する機能が備わっています。
便秘の定義は正確には定められておりませんが、丸1日便が出ていない状態でも、すでに便秘の兆しはあります。
便秘とは、腐ったものを腸内にためている状態なのです。

約24時間で消化・吸収〜排泄される

通常、良好な腸内環境であれば、食べたものの消化・吸収を経て、排便までの時間は24時間が目安です。
一般的に、便の水分量は約80%ですが、大腸に長時間とどまっているうちに水分がどんどん吸収されて、硬くなってしまいます。

硬くなった便は、腸内で動きにくくなり、さらに便秘の悪循環を繰り返すことになります。

まとめ

栄養が豊富そうな野菜

人の体には、本来、毒素を解毒・排出する機能が備わっています。しかし、それにも限界があります。
便秘により、毒素を長時間体の中に入れておくことで、体に吸収される毒素は多くなります。最悪の場合、病気になることもあります。
便秘にならないように、普段より規則正しい生活習慣や、水分摂取、野菜や果物などの食物線維をしっかり摂ること、動物食を摂り過ぎないこと、ストレスをためないことなどを心がけましょう。

【出典】
新谷弘実(2008)「図解 病気にならない生き方」サンマーク出版

※記載内容は特定の商品又は酵素食品についての効果効能を保証するものではありません。

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